たつの・赤トンボを増やそう会について

活動の概要

今年度(2010年4月~2011年4月)は、次のような活動を予定しています。

1飼育場所の確保(4,5月)
トンボの卵やヤゴを飼育するために、安全な田んぼやビオトープを確保します。
a,揖西・中垣内の休耕田 b,新宮・笹のビオトープ
c,龍野・日飼のビオトープ 
2ヤゴの収集及び飼育用の田んぼ等への移し替え(5,6月)
小学校(揖西東小、小宅小、龍野小)のプールに生息するヤゴを小学生ととも
に収集したり、市民の方々へ協力を呼びかけてヤゴを収集し、安全な飼育場
所に移します。
3羽化の観察(5月~7月)
一部のヤゴを飼育用のカゴで飼い、そこで羽化の状況を観察し、羽化した個
体数の調査とマーキングを行ないます。
4他のトンボ飼育施設の見学(7月)
四国・四万十市にあるトンボ館を見学し、トンボの飼育方法や環境を学びます。
5トンボの個体数と分布調査(7~9月)
飼育用のカゴや山の上でマーキングしたトンボがどこまで飛んでいっているかを
市民の方のご協力を得て調査したり、山の上や平野部でのトンボの個体数を
調べます。
6赤トンボの卵を採取(10,11月)
主に赤トンボ(アキアカネ等)の交尾体を捕獲し、産卵させ、
卵を飼育場所に移していきます。
7卵の観察、管理(12月~翌年4月)
田んぼやビオトープに移した卵を翌年の春まで観察・管理し、育てていきます。