たつの・赤トンボを増やそう会について

はじめに

写真:三木露風横顔

イラスト:♪夕やけ小やけの赤とんぼ、止まっているよ竿の先

“これは、私の小さい時のおもいでである。「赤とんぼ」を作ったのは大正1O年で、処は北海道函館付近の聖トラピスト修道院に於いてであった・・・(以下省略)”
これは、「赤とんぼのこと」と題した三木露風の回想録の一節です。
そうです。童謡「赤とんぼ」は、三木露風が幼い頃育った龍野(現たつの市)の情景を思い出して、北海道で詠んだ詩なのです。

童謡「赤とんぼ」をお聴きになりたい方は、赤とんぼ文化ホールのサイトでお聴き下さい。
なお、再生には若干時間がかかる場合があります。

設立趣旨等

たつの市は「赤とんぼ」の歌によって大変有名になりました。つまり、"赤とんぼ"と言えば三木露風"→"三木露風と言えば龍野"というイメージが全国的に強く、たつのではたくさんの赤トンボが飛んでいるのではないかと期待されています。
しかし、全国的にトンボが減少している中で、たつのでも同様に減少し、残念ながら赤トンボが必ず見られる特定の場所はありません。

そこで、たつのへ行けば、三木露風の詩に唄われた赤トンボが飛んでいる原風景が見られる、と言われるようにしたいという思いをもってこの会を設立しました。

なお、運営に際しては、市内のトンボの専門家やたつの市役所、或いは地元の自治会や学校、農家等を含め、広く市民の方々のご支援・ご協力を得ながら進めていきたいと考えています。
どうか、よろしくお願い致します。